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植樹祭

天河神社・一般社団法人天河斎庭 共催

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​「鎮守の杜」へ

​八つの杜に囲まれ、真ん中に鎮座する天河神社。
この八つの杜の一つ「寺峰ノ杜」への植樹を、天河神社・一般社団法人天河斎庭共催による植樹祭を執り行います。 
人と自然と神々が共に生きた原初の風景、「鎮守の杜」へと蘇らせる取り組みの一環になります。
​皆さまのご参加をお待ちしております。

開催終了いたしました。
多くのお申し込みありがとうございました。
​活動報告は「こちら」をご覧ください。

植樹祭について

八つの杜(もり)に囲まれた真ん中に鎮座する天河神社。
この八つの杜の一つである「寺峰ノ杜(てらみねのもり)」への植樹を、
天河神社・一般社団法人天河斎庭共催で行います。 

広葉樹の苗木を植樹し育てていくことで、人と自然と神々が共に生きた原初の風景、
「鎮守の杜」へと蘇らせる取り組みになります。

 

また、植樹する苗木が無事に成長をし古の杜が蘇るように、
そして、植樹いただきますご参加の皆様の祈り願いとともに
皆様のご多幸を祈念いただくご神事も天河神社にて執り行います。

四季折々の神羅万象の景観を

一般社団法人天河斎庭は、山岳信仰の永い歴史を持つ天河神社を囲う山林に、人と自然と神々が共に生きた原初の風景「鎮守の杜」へと蘇らせる取り組みを2020年より行っております。

これは、天河神社が座する天川村坪内(つぼのうち)という里の周囲に広葉樹を1000本植樹して、秋になると色鮮やかな紅葉が楽しめる等、四季折々の神羅万象の景観を感じられる地へ、そして、様々な種類の木々が折り合いをなしながら動植物から土の中のバクテリアなどの自然生態系が機能する多様性豊かな杜へ回帰する100年後を見据えた大きな取り組みになります。

 

「鎮守の杜」へ

本来の森というのは「」そのものです。木々も針葉樹だけでなく広葉樹などの高木に、低木や下草など様々な高さの樹木や草などの多重層的な森は、木々から動植物、土の中の微生物にいたるまですべてが循環した命の生態系が成立し、「生きた森」そのもの。

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古代の日本では、森という自然の中に生命の母体、命が満ちあふれているところに神気を感じ、"神が宿っている”と尊び、長きにわたってまもりぬいてきた「鎮守の杜」としての姿があるのだとおもいます。 

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今回のプロジェクトでは檜を中心とした単一樹種である人工林を伐採した山肌に、広葉樹を植樹していきますが、長い年月をかけて育てていくことで、少しずつ針広混交の生物多様性豊かな杜づくりに育てていくことで、古来この地にあった"鎮守の杜"へと生き返らせていきたいと思っています。

​空海に縁がある「寺峰ノ杜」

​このような取組みの中で、今回天河神社と共催して植樹する場所は「寺峰ノ杜(てらみねのもり)」になります。

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▲天河神社が座する天川村坪内(つぼのうち)は、八つの杜に囲まれ“俗世間から離れた別世界、理想郷”という意味を持つ中国故事の『壺中天(こちゅうてん)』から名付けられたと所以があります。​今回植樹する「寺峰ノ杜」は、この八つの杜のうちの一つになります。

この杜には、弘法大師空海高野山を開く前に1000日間、天河神社を中心に大峰の山々で修行をしていたと言われ、真言密教の修行の道場として建立した「求聞持堂(ぐもんじどう)」がありました。

残念ながら現在は跡地としてしかないのですが、このお堂の背後にあることから「寺峰」と名づけられたと記録に残っております。

​(天河神社の駐車場から、本殿を背にして見える山が寺峰になります)

植樹する苗も手塩にかけて

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飛翔して山林や土地に根付いた種ですが、日当たりや様々な諸条件により、発芽するものもしないのも。 せっかく、春に発芽したものも大部分は秋までに枯れてしまい、そこからさらに冬をこえ、成長していくうえでは、自然の厳しい摂理のなかで、自然淘汰されてしまうことも。

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そんな自然界で淘汰されてしまう実生苗を村の山に上がり採取し、育ててきました。

→今回みなさまに植樹していただく苗も、育てています。詳細は下記ページからご覧いただけます。
「植樹するための苗を育てています!」
​・「植樹する苗も手塩をかけて」

木を植えるということ

一見すると「木を植える」という単純作業に感じてしまうかもしれませんが、我々はそうは考えていません。
 

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それは、

 

草木すべてに魂が宿っている。だから、安易に採って、植えるのはその命に失礼。きちんとその命に向き合わなければいけない」と、考えているからです。

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そこには、木にも顔があり、向きもある。それを無視してはだめだ、と。

 

それは、この苗がどういう土壌で、斜面で、太陽の向きはどっちで・・等この苗木の生い立ちも、枝の向きや状態だけではなく、根っこの形姿からもみていきます

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そのため、植樹をしていくのもイベントのように大人数で”わぁ~”と勢いでやる予定ではありません。

 

しっかりとその命に向き合いながらきちんと植えていく、その意思は変わりません。

 

当日は、一本ずつ植えていただく苗を一緒にみながらきちんと説明させていただき、一緒に植樹してまいりたいと考えています。

自然に還る

このような想いで植樹していくため、ご参加いただいた皆さまには記念に「植樹プレート」を植樹した苗木のところにご用意させていただきます。

 

植樹プレートの形態も、名前が永く残るように素材や、お名前をお入れする方法もいろいろと議論を重ね、全ては自然に還る、それがこの大自然の摂理であるということ。ご用意させてたいだく植樹プレートも桧の間伐した枝に墨でお名前を書かせていただく形の予定でおります。(なお、こちらの形態はまだ議論を重ねているところがあり、変更になる可能性もあります。ただし、植樹プレートをご用意させていただくことは変わりありませんのでご安心ください。)

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祈り願いを共に

また、皆々様の熱き御心を賜りながら行わせていただくこの度の植樹が安全に行われ、植栽した苗木が無事に成長し古の杜が蘇るように、そして、ご参加者様の祈り願いをはじめ皆々様のご多幸を祈念し、天河神社本殿にて植樹祭神事が執り行われます。


​皆さまに植樹いただく広葉樹(紅葉)の苗木は、成長はゆっくりですが、その分、根をしっかり張る樹木になります。皆さまの祈り願いも、この樹木と同じようにしっかりと根をつけ張り巡らせ、幹がすくすくと伸びやかに成長していくように託していただくことも。

​何よりも、100年後という自分がいない世界でありながらも、皆さまの想いの種は樹木の成長と共にこの里の地に根を張り続けることと思います。

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​ご参加をお待ちしております

こうしてご縁をいただきながら皆々様方と共にこの取組みができますことに深い感謝の気持ちでおります。

​みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
 

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開催概要

  • 開催日時:2023年3月25日(土)10時 

  • 参加人数:50名

  • 参加費:1万円

  • 集合場所:天河神社

  • 募集期間:2022年12月24日〜2023年3月1日(受付期間を3月1日まで延長しました)

  • ​申し込み方法:こちらの「申込み」フォームからお願いします

《当日の流れ》

9時〜9時55分:受付 

10時〜10時半:ご神事 

10時半〜12時半:植樹 

12時半〜13時半:お昼ご飯(天河神社参集殿にて軽食をご用意してます)

14時〜15時:船岡山へご案内

《持ち物》

歩きやすく汚れてもよい靴、長袖、長ズボン、軍手(滑り止め付きがおすすめ)、タオル、雨具

※お着替えいただける場所はご用意させていただいておりますが、集合時はすぐに作業できる服装でお越しいただけると幸いです。



《その他》

・参加費は当日現金にてお支払いください。(領収書をご用意しておりますので、ご希望の方はお申し付けください)

・昼食後に、ご希望の方は船岡山へとご案内させていただきます。2021年冬に植樹した樹木の様子をはじめ、この山頂からは天河神社を中心に坪内の里全体を見渡すことができます。ぜひ山頂からの眺望もをお楽しみいただければと思います。

​​・定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。

​・その他ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

開催概要

​八つの杜に囲まれ、真ん中に鎮座する天河神社。今回は八つの杜の一つ「寺峰山」へ植樹する祭事を、天河神社・一般社団法人天河斎庭共催による植樹祭を執り行います。 
人と自然と神々が共に生きた原初の風景、「鎮守の杜」へと蘇らせる取り組みの一環になります。皆さまのご参加をお待ちしております。

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​「鎮守の杜」へ

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