top of page

「山守」とは

こんにちは!

いつも応援、ご支援いただき誠にありがとうございます。

また、先日ご案内させていただきました「ポストカード」の配布についてもお問合せをいただきました。こうして山奥にある天河の地を、日本全国様々な御縁で繋がりをいただき、温かいご支援をいただきますことに感謝しております。本当にありがとうございます!

クラウドファンディングもいよいよ残り24日となり、お陰様で1,871,000円の多くのご支援を賜りました。この場をお借りし、深く御礼申し上げます。 初めての取り組みでいろいろとどぎまぎしながらではありますが、こうして温かいご支援・メッセージをいただいておりますことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。「all or nothing方式」のため達成しないとせっかくのご支援がゼロになってしまうため、皆さまからの想いを無下にせぬよう、最後まで努めてまいりたいと思っております。ぜひ、引き続きなにとぞよろしくお願いいたします!

さて、今日は「斎庭」の代表二人についてご紹介させていただきます。



▲斎庭の代表の井頭(左)・西岡(右)。船岡山にて。



我々の「斎庭」が結成された背景には、プロジェクトページ内の「最後に」の項目内でもご紹介させていただきましたが、代表二人の声かけ、想いがなければはじまりませんでした。

この「坪内」の里の地に代々生まれ育っているという背景もありますが、同時にお二人それぞれが「山守」であったからこそ、山を一番身近に感じ、また山々、自然への畏敬、感謝の念があるからゆえではないかと思っています。

|| 山守(やまもり)とは

正式な言葉の定義は別にあるのかもしれませんが、「山守」とは漢字が表すように”山を守る”者であり、山林を維持管理し、数百年山を活かし続けることを生業のことを表します。

山守であっても、二人の立場はまたすこし異なります。





||吉野の山々を守る



代表の井頭は、数年前まで吉野の山々の「山守」でした。

"吉野檜”と耳にされたこともあると思いますが、ここ一帯は人工林を約1500haもの大きさの檜と杉が生育され、日本でも有数の良質な樹木の森であります。

このなかで、代々「山守」として吉野の山林の一画を守り、そこに生業として生計をたてていました。それは、山全体を見ながら、樹木がきちんと成長しけるように間伐などの手入れをはじめ、植樹など。




|| 原生林を守り、奥宮を御守りする



一方で、もう一人の代表の西岡は同じ「山守」でも、今度は天河神社の奥宮が祀られている弥山山頂(1,895m)をはじめ、近畿最高峰の八経ケ岳(1,914m)など周辺の山を守る仕事として約25年以上従事していました。




▲西岡氏が撮影した弥山の頂上からの景色。一年の半分以上は山の上にいたからこそ見える特別な景色を見てこられました。



この山々の木々は人工林ではなく原生林。主にブナ林をはじめ、様々な樹木や花など、まさに生物多様の生きる山。

一年のほとんどをこの山の上で寝泊まりしながら、常にこの原生林の山々を守ってきました。

|| 山を知ってるからこそ

山を知らずして、山と向きあうことはできない。

こうして、それぞれ「山守」として携わっていた二人が率いる「斎庭」としては、やはり一番心強い存在でもあります。

同時に「山のこと」「木のこと」「自然のこと」含め、知識に勝らず直接の経験も多くあるからこそ、一つ一つの話が大変興味深いことばかりです。




|| ぜひ直接話を



▲ 山を知っている人と一緒に登ると、またいろいろな面々を知れてとても面白いです。



今回我々の取組へのリターンの中に「ガイドツアー」をいれさせていただいたのも、この里の地のことを知っていただきたいという思いと共に、直接山の話を聞いていただきたいという思いも強くあります。

なるべくこうして文章でもお伝えできればとも思っておりますが、生きた山、樹木なだけに、そこにこの地の風、空気、土に触れあいながら、また同時に代表二人の生の声が一番何よりも響き、お伝えできるのではないかと思っています。

そして、またこの取り組みを通じて山の人間と皆さまが住まう都との交流ももてることに喜びを感じております。

bottom of page