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【2021年3月】禊殿の斎庭づくり


こんにちは!

春寒ようやくぬるみ始めたこのごろ、坪内も少しずつ春の訪れを感じるようになりました。



さて、「斎庭」も山へはいっての活動等々含め春の訪れとともにはじまっています。今日は3月の取り組みの一つ「シャクナゲの斎庭づくり」をご紹介します。





シャクナゲで斎庭づくり


ありがたいことにシャクナゲをいただけるお話しを村の方からいただき、大変立派なシャクナゲでしたので神社にお話しをさせていただき、禊殿の境内に植樹させていただくことになりました。



|| 畑へ


まず一軒目。朝早くにお伺いしたにも関わらず、温かくご対応いただきました。


そして二軒目。


なかなか畑の手入れへに手をかけることができず、この間も大きくなったシャクナゲを畑からひいてしまったとのこと。それではもったいないので、ありがたくいただくことになりました。


まずは、一番立派な木を「太郎」と呼びますが、こちらの畑でも立派な太郎なシャクナゲがありました。


大変立派に大きく育っており、掘りおこすのも二人がかり。



そして、他にも何本も植えられており、ひとつひとつ丁寧に掘りおこし、大切にこの生命を次に繋げられるように心込めて作業いたしました。




二軒の方々にご協力をいただき、こうしてトラックの荷台いっぱいになるほど、立派に育ったシャクナゲをいただくことができました。




禊殿へ


午後にはいり、太陽もだんだんと顔をだし陽を照らしてくれるなか、次にいよいよ禊殿の境内に植樹を行いました。




先ほどいただいてきたシャクナゲも禊殿へ運び、いよいよ植樹作業。




一本一本それぞれちがう表情があるので、天河神社の宮司様にもお越しいただきご相談させていただきながら、作業を進めました。



シャクナゲは日陰を好むこともあり陽の当たりかた、そして、御宮からみえる花の表情をみながら場所へ決めていき、いよいよ植樹へ。




まずは、先ほどの畑でも「太郎」と呼称した一番立派だったシャクナゲから。



大きなシャクナゲなので、しっかりと根がきちんとつくようにある程度深く土も掘り起こしながら、植樹しました。



その後、先ほど決めた位置に一本ずつ丁寧に植えてまいりました。



禊殿の御宮の後ろも色づくようにとそれぞれ左右にも。





作業はお昼過ぎから夕方の遅くまで長きにわたりましたが、完成最後まで宮司様にもご覧いただき、そして同時に宮司様は率先して掃除、落葉ひろい等々のお力添えも賜りました。





ここ禊殿がある場所は八つの杜のひとつである「高倉の杜」。森の麓にある桧やお榊の樹木の間にも植えさせていただきました。






今年はしっかりと根をつかせ養分をたくさん吸い上げられるように花の蕾はあえてとってしまいましたが、来年にはきれいな花がはなびらき、彩り豊かな斎庭になるのではないかと思っております。



弥山をはじめシャクナゲはこの地に咲く花のひとつ。そんな所縁もあるシャクナゲの花をこうして禊殿がまつられる高倉の杜に植樹することができたことに大変ありがたく、この場をかりてあらためて、こうしておわけいただいた村の方々へ深く御礼申し上げます。



禊殿にお越しいただく際はぜひこれから大きく成長していくシャクナゲの姿もお楽しみください。





禊殿の場所は天河神社HPの「こちら」からご確認ください。



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