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さて、昨日お伝えした村"とんど焼"では檜の木を護摩壇の形でとんどの形で組みましたが、この桧も坪内の里を囲む山に植林された檜を伐採し、使用しました。
斎庭の代表二人が、去年の12月から数回に分けて伐りました。
▲しば(檜葉)も、無駄なく使用しました。
天河神社を御守りする里として、ご神事に使用される木々はすべてこの地の木々を大切に伐らしていただきます。
こうして今も変わらず神事・祭事において、この地の木々を使用できるのも、先人達がこの山林を守ってきてくれていたからこそ。
木の成長は、人間の成長と同じようなスピードで成長するのではなく、何十年かけてゆっくりと成長していきます。今回、伐らしていただいた檜の周囲も約50cmぐらいですが、年数でいくと約50年~60年成長した気になります。
つまり、(年代にもよりますが)私たちの3世代前の先人が植樹した木を、長い年月を経て、こうして私たちが使わせていただいているのです。
木の成長には、長い年月がかかるからこそ、今の時代、今、私たちができることをひとつずつしていきたいと思っています。
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