
皆さま、こんにちは。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、多くの皆々様のご支援を賜りながら行ってまいりました船岡の杜の展望台「宙sora」のお披露目式を無事に開催することができました。
当日はあらかじめお申し込みいただきました約50名もの皆様とご一緒に迎えることができました。ご参加いただきました皆様におかれましては、この場をかりて深く御礼申し上げます。
本日は当日の様子をご紹介させていただきます。
|| 梅雨の晴れ間に

今まで我々斎庭として2回植樹会含めイベントを催しておりますが、その都度、直前まで雨が降っていてもイベントが始まる直前に雨が止む・・という奇跡的なことがありました。
梅雨の真っ只中でのこのお披露目式であるため、雨天も覚悟のうえではあったのですが、天気予報でも雨マークがついていたにもかかわらず、お披露目式前日のリハーサルの時間になってから突然雨がやみ、そして当日もお披露目式が終わるまで晴れ間となり、終わった頃合いになり雨が降り出すという、これまた奇跡的な天気の巡りを感じました。
ただし、興味深いのは斎庭の面々は「弁天さんだから雨を降らすが、直前には雨はやむだろう」とどこか得意げに話していたのですが、本当にそうなるとは露も思わず。
|| 天河神社にて奉告祭
お披露目式では、まずは天河神社の本殿にて奉告祭を執り行いました。

建設工事中も事故もなく滞りなく行うことができたこと、また、我々がどのような想いでこの展望台「宙sora」を建立していくことになったのか、そしてこれも全ては大神様の御蔭である想いを感謝の祈りを捧げさせていただきました。
|| 船岡の杜へ

奉告祭の神事が終わった後、船岡の杜へとご案内させていただきました。
この頃には朝方の雨はいずこへ。 梅雨空が続くなかで久々に青空がひろがりました。

|| テープカット

いよいよここから記念式典が始まります。
まずはじめに、展望台の舟の出航ともいえるテープカットを行いました。

|| お祓い

続いて、天河神社の宮司様より舟をお祓いいただきました。


|| 感謝状贈呈

代表の井頭よりご挨拶をさせていただき、あらためてどのような経緯や想いでこの舟を建立することになったかをお伝えさせていただきました。
その後、この舟の建設にあたり企画・設計をしていただいた設計士の坂口様、施工の責任者(棟梁)の武石様に斎庭より感謝状を贈呈させていただきました。

そして、お二方からそれぞれお言葉をいただきました。

特に今回の展望台・舟の設計をしていただいた坂口さんからはどういう想いでこの舟を思いつき、設計していただいたのかをお話いただきました。
我々としてもここに舟にした真髄があるのでインタビュー式であらためてこのHPでご紹介させていただきたいと思っています。
|| 奉納の舞

そして、舟を舞台にこけら落としを行いました。舞踊家の加藤おりは様による、弁天様をはじめ山々の神々様にむけて奉納の舞をご奉納いただきました。

神聖ながらも躍動感のある踊りに、奉納の舞が終わったあとは、我々も参列者の皆々様からも大きな拍手がこの山々に響き渡るほど大変感動しました。
|| いざ、乗船!
そして、最後に舟の上へとご案内をさせていただきました。



|| 新たな船出にむけて
こうして無事にお披露目会もとどこおりなく終えることができました。
展望台 舟「宙sora」から見える眺望はこのように天河神社を中心に坪内全体、そして天河神社の奥宮がある弥山も先にみえます。
ここからの眺望の感じ方は各々だと思いますが、景色を"見渡す"というよりも、この眺望をつうじて自分自身も俯瞰してみることができる、そんな異次元の感覚を楽しめる場所になっていると思います。

より多くの皆様にこの眺望を楽しんでいただけるように、引き続き、山道整備工事も行ってまいります。
一般公開は来年を予定しておりますので、乞うご期待ください。
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